今日はおやすみです

 日記を始めるとき、私は文章の質には凝らないと決めた。質にこだわりすぎて物事が続かなくなった経験は一度や二度ではないから、逃げ道を用意した形だ。

 

それでもというか案の定というか、やはり私の凝り性はそう簡単には治らない。結局内容にこだわり、平均して二時間ほどを執筆にかけている。毎日新しい何かに思いをはせ、もはや思考を書くのではなく、書くために思考している有様だ。こうなるのは私の宿命だと半ば受け入れていたが、気力を使い果たした日もある。書けない日はあるのだ。

 

というわけで、今日は休みにする。一度サボるとサボり癖がつく……のは、この場合良いことだ。書くのが無理ならこうやってお茶を濁しても構わない、というのは、本来私の設定したルール通りのはずだ。他にも言い訳はいくらでも思いつくが、そんなことを書き連ねても仕方ないから、今日はこれで終わりにしておこう。脊髄反射で書かれた文章であっても、とりあえず、投稿を続けたことに意味があると信じている。